第12回風々忌がおこなわれました
[2015年07月27日]
第2次世界大戦という価値観の転換期を、価値観にとらわれず左右されず、フェアな目でながめてつづっている山田風太郎の「同日同刻」。その内容を、同じ日同じ時を詠んだいろいろな短歌と重ね合わせてみると、より深くわかってくる背景や心のさまがあることなど、とても興味深いお話がきけました。風太郎の遺影のそばで話しておられる三枝氏と、遺影の風太郎の目を交互に見ながらお話をきいていると、感じることも多く、有意義な時間となりました。